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「産学医」共同開発の『アサヒフットケア®』を新発売!/アサヒシューズ


アサヒシューズ株式会社(本社:福岡県久留米市、代表取締役社長 牛島紀幸)は、国立大学法人 佐賀大学(本部:佐賀県佐賀市、学長 兒玉浩明)と共同開発した新機能・新ブランド『アサヒフットケア®』シューズを全国の小売店、通販で販売を開始します。

 

1.発売概要

『アサヒフットケア®』シューズは、社会的な課題の大きい糖尿病と足病変のリスクに焦点をあて、より足の負担を軽減し、足を清潔に保って、且つ快適な歩行をサポートするという新たなコンフォートシューズの開発を目標に、佐賀大学(医学部附属病院形成外科 診療教授 上村哲司)と共同研究し開発したものです。

この開発時に行った検証について、「第一回日本フットケア・足病医学会年次学術集会」(2020年12月4日~5日、横浜開催)で、佐賀大学と共同で、『産学連携から生まれた次世代のフットケアシューズの開発』と題し発表を行いました。

アサヒシューズにおいては、学会での評価や要望などを踏まえ、生産体制や品質の確立を図るとともに、新たな市場開拓を推進してきました。主な販売先は、百貨店、靴専門店、量販店、通販、介護用品店、フットケアサロン、及び直営店などで、約300店舗をベースに販売をスタートします。

 

2.足を守る、ケアする画期的な『アサヒフットケア®』シューズ!

人生100年時代。健康長寿社会の実現に向けては、健康寿命を延ばすことが必要です。その為には、歩行を支える ❝ 足の健康 ❞ を維持することが不可欠です。

 

足のトラブルは、靴ずれ、胼胝(たこ)、巻き爪、陥入爪、外反母趾などの靴に起因しやすいものと、糖尿病などによる血流障害や神経障害などが影響するものもあります。いずれにしても、足のトラブルによる些細な傷から感染し重篤な足病変に至る危険性もありますので、身体の基礎の部分である足を傷から守ること、そして足を清潔に保つことは、QOL(生活の質)を維持する上でもとても大切なこととなります。

 

『アサヒフットケア®』シューズの開発コンセプト

【産学医】共同開発 

⇒ 佐賀大学(医学部・附属病院)×アサヒシューズ 

【足を守る、ケアする】 シューズの開発

⇒ 靴内の縫い目や段差の少ないシームレス構造、歩行時の足底圧低減、

   正常歩行のサポート、衛生的(制菌加工・丸洗い可能)なシューズ

【コモディティ&リーズナブルプライス】

⇒ 汎用性あるスポーツカジュアルタイプ

   多くの方が購入しやすい価格の設定

 

3.糖尿病と足病変について

日本では、糖尿病が強く疑われる患者推計は1,000万人(97年比115%)で、糖尿病予備群も同じく1,000万人(97年比115%)となっており、患者推計は、予備群を合わせて、約2,000万人と報告されています。

※2016年 国民健康・栄養調査

糖尿病患者の約50%は神経障害を併発していて、初期では足部の知覚障害から始まり、進行すると無知覚、さらに運動神経障害まで進行する危険性があります。これにより、自分の足の異常を感知することが出来ず足潰瘍を形成して感染、最悪の場合、切断に至ることがあります。

糖尿病の初期段階では、食事療法とともに運動療法が重要となりますが、不適切なシューズや不適切な履き方、更には歩き過ぎなどによって足部に傷を創ってしまうことは極力避けなければなりません。

 

 

4.シューズの現状とニーズ

糖尿病対応シューズに関しては、医師が処方して義肢装具士が作製する靴型装具や高額な輸入靴などがあります。しかし、患者様からは、デザイン性、重量感、履き心地、価格の面から、日常的に使用し難く、ファッション性がないといったご意見がありました。また、近年は革靴以外のスニーカータイプのシューズも提案されてきていますが、医学的な根拠に欠けるものが多く、医師やフットケアの専門家からは、「安心して患者様に推奨可能な、軽度の患者さん向けの予防用のシューズが必要である。」といった強いご要望がありました。このような社会的要請の大きいテーマに対して、【産学医】佐賀大学医学部附属病院・アサヒシューズが2011年11月より連携し、医学的エビデンスに基づく、足の健康を守る新たなフットケアシューズを共同開発し、発売に至りました。

 

 

5.参考資料

1)第一回日本フットケア・足病医学会年次学術集会発表資料

2)「産学官連携ジャーナル」Vol.17 No.8 2021 科学技術振興機構

3)『アサヒフットケア®』製品概要

4)『アサヒフットケア®』製品画像